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ホルムアルデヒド・キシレン・特定化学物質事件

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ホルムアルデヒド・キシレン・特定化学物質事件

大学におけるホルマリンの健康被害状況

ホルマリン使用の解剖実習で健康被害――文科省・大学調査

ホルマリンを使用した大学の解剖実習で、学生が気分を悪くしたり、アレルギー既往症が悪化したりする健康被害が発生していることが分かった。文部科学省の問い合せに、全校区の大学の医学部で98~03年度の各年度に111~158件、歯学部で16~59件の報告があった。03年度には医学部学生が健康被害が原因で退学したケースもあった。

文科省と厚生労働省が井上和雄衆院議員(民主)の質問に対する答弁書で明らかにした。ホルマリンの人体への影響は、一定濃度以上の蒸気や溶液が目や皮膚などにかかれば、健康被害が起きるとされる。

2004.07.14 東京朝刊 毎日新聞社より引用

国立病院の独立行政法人化に伴う労働安全衛生法の適用に関する新聞報道

1:国立大や高等専門学校など全国169 機関のうち、156機関で排ガス処理装置不足や避難経路が荷物でふさがれているなど、何らかの改善が必要であることがわかりました。文部科学省の協力者会議の報告書案に盛り込まれました。2004年度に予定されている国立大の法人化後は、安全衛生対策については罰則を伴う労働安全衛生法が適用されるようになり、各大学で改善措置をとるなどの対策が必要となります。
昨年10 月に実施した調査によると、化学物質を扱う実験室は約39、000 室で、改善が必要なのは約3分の1の14,000室理由として

  1. 安全管理が各研究室にゆだねられ、大学全体の組織的な体制が不十分
  2. 民間企業などと比べ安全への意識が希薄
  3. 化学薬品の種類が非常に多く適正な管理が困難

などが挙げられています。

(共同通信報道2003 3/18)

2:私立大や民間機関は、罰則付きの労働安全衛生法が適用されるのに対し、国立大は罰則のない人事院規則で自己管理にゆだねられていた結果が、ずさんな管理につながりました。

(毎日新聞)

報道より解剖実習で化学物質過敏症に」と元医学生が大学を提訴

1:「解剖学実習で使うホルマリンで化学物質過敏症になり、医師の道を絶たれた」として、T大とY大の医学部を退学した30 代の女性が7日、両大に計1億円の賠償を求めて東京地裁に提訴しました。解剖学実習で化学物質過敏症になった学生が大学の責任を問う訴訟は初めてです。訴状によると、女性はT大医学部生だった99年4月、解剖学実習の際にホルマリンに接した後、のどの痛みや皮膚のかゆみなどに見舞われ、症状は改善せず、00年3月に退学しました。01年4月にY大医学部に編入した後も、解剖学の実習中に意識を失ったり、目の痛みなどに苦しみました。女性は02年2月、「多種類化学物質過敏症」と診断されたため、ホルマリンに触れずに実習を受けられるよう大学に要望したが、十分な対策がとられず、04年3月に同大学も退学しました。女性側は「大学によってはホルマリンの濃度を下げたり、アルコールに切り替えているのに、両大は安全配慮義務を怠った」と主張しています。

2:解剖実習のホルマリンで1,000 件以上の健康被害
大学の医学部や歯学部の解剖実習でホルマリンを使った学生に、アレルギー症状悪化や、目やのどの痛み、皮膚の異常などの健康被害が、1998年度から昨年度までの6年間で計1015件に上ることが13日、文部科学省の調査でわかりました。今年6月、国公私立大の延べ106校を対象に調査した。昨年度には、化学物質過敏症の診断を受けた医学部生が、学業を続けるのが困難として退学したケースもありました。文科省では2001年4月、解剖実習の際には、マスクや手袋を用意するよう各大学に通知しています。

(7/14 読売新聞報道)

看護師のグルタルアルデヒド系消毒剤による健康障害

1:消毒薬で看護師らの6割以上にシックハウス症候群様症状
グルタルアルデヒドで内視鏡などを消毒している医療従事者の6割以上が、目や鼻の痛みや頭痛などシックハウス症候群と似た症状を訴えていることが日本消化器内視鏡技師会(会員約1 万人)のアンケートでわかりました。

2:病院勤務で化学物質過敏症に
看護師は1997年病院のレントゲン透視室内でグルタルアルデヒドを含む消毒剤を用いた滅菌作業に従事。当初から口内炎ができたり、呼吸が苦しくなったりしたため2001年6月に退職しました。その後、化学物質過敏症と診断され、現在も目まいや胸の痛みなどの後遺症があるといいます。

2:事故例 抜粋
医療機関におけるグルタルアルデヒドによる労働者の健康障害防止について
(厚生労働省労働基準局長から別記に掲げる関係団体の長あて平成17年2月24日基発第0224008号)より

平成11年 神奈川医療器具の洗浄作業に従事していたところ、両手指に皮膚炎を発症した。
平成11年 栃木通常はビニール手袋を着用し検査器具の洗浄作業を行うが、当日は手袋を着用せず水であると誤認して殺菌消毒剤に浸してあった検査器具の洗浄を行ったところ、手、手指及び前腕にかゆみ痛みを伴い、亀裂が生じた。
平成12年 東京内視鏡の殺菌消毒剤を使用中、手や顔が腫れて張った。
平成12年 大阪内視鏡の殺菌消毒剤の調製時及び使用時に、薬剤が付着し、その蒸気の刺激により全身に皮膚炎を生じた。
平成13年 大阪検査器具の殺菌消毒剤の蒸気を吸入し、気道粘膜損傷を生じた。s
平成14年 兵庫内視鏡の殺菌消毒剤を用いてカメラの洗浄作業に従事していたところ、3か月後にかゆみ・あかぎれになり、血がにじみ、赤く腫れた。
平成15年 奈良内視鏡の殺菌消毒剤に接触し、微熱、食欲不振となった。
平成16年 山形殺菌消毒剤を用いて手術器具の殺菌作業を行っていた際、殺菌後の器具に付着している殺菌消毒剤を洗い流すときに熱湯を使用したため、蒸気が発生し、これを吸入して中毒となった。

ホルマリンによる人体への影響がクローズアップされています。一部の大学では、被害にあった学生や職員から訴訟を起こされるなど、もはや社会問題と言っても過言ではありません。

ホルマリンは文部科学省などからも対策が必要との見解が示されています。今後は、ホルマリンを確実に除去できる何らかの対策が必要となってくることでしょう。

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